英語のSpeakingテストは、料金が高いと感じたことはないでしょうか。
「PROGOS®」なら、アプリで無料で簡単にスピーキングテストができます。
この記事では、プロゴスの概要や、実際に受けて感じた注意点・対策・活用方法をまとめました。
※本ページはプロモーションが含まれています。
- PROGSってどんな試験?
- PROGSの対策を知りたい!
- 多読・多聴、英語アニメを活用した英語学習を10年以上続けている
- 留学経験なしでTOEIC965点 (新形式:TOEIC960点)
- 米国とのビジネス電話会議など、仕事で英語を日常的に使っている(TOEIC S170 W170点)
なお、TOEIC SW試験については別記事で詳しく紹介しています。
英語アニメ&英語ラノベで英語学習する効果・やり方を詳しく解説した書籍『アニメの英語版で勉強!最強英語アニメ学習法』『大好きなラノベで勉強できる! 英語ラノベ学習法』発売中!
PROGOS(プロゴス)の概要 (日程・料金・時間)
まずは、PROGOSの概要を紹介します。
PROGOSはレアジョブの子会社が提供するAIビジネス英語スピーキングテスト
PROGOS(プロゴス)は、もともとオンライン英会話レアジョブ英会話 で提供・使用されているスピーキングテスト。
AIによる自動採点を特徴としており、ビジネス英語のスピーキング力を測定できます。
PROGOS(プロゴス)の費用→アプリなら1日1回無料
PROGOSにはブラウザ版とアプリ版があります。試験内容は同じです。
Web版は1回550円で提供されています。
アプリ版は、1日1回無料で受けられます(将来的には有料化予定のようです)
法人向けサービスもあり、さまざまな企業で導入が進んでいます。
PROGOS(プロゴス)の試験時間とフィードバック
PROGOSの試験時間は約20分。
回答が早めに終わった場合はボタンで先に進めるので、時間短縮も可能。
試験後、約2分で結果がフィードバックされます。
すぐに結果わかって嬉しい!AI自動採点ならではの特徴。
アプリでPROGOSを受ける方法(無料)
PROGOSの受け方を説明します。無料なので、気になった方はとりあえず受けてみるのがオススメ!
1. PROGOSアプリをインストール
PROGOS公式サイトでアプリをインストールします。
2. アカウント登録し、アクセスコードを取得
名前とメールアドレスでアカウント登録し、アクセスコードを取得します。
3. スピーキングテストを受験する
メールアドレスにアクセスコードが届くので、アプリ内で入力すると、受験ができます。
マイクテストののち、スピーキングテストに進みます。
各質問では、ビープ音がなってから解答しましょう。
4. 結果・フィードバックを確認
受験が終わると、AIの自動採点が行われます。
登録したメールアドレスに、「採点が完了しました」というメールが届くので、アプリを開き、採点結果を確認します。
受験履歴から受験日ごとの結果を確認できます。
- 「受験結果」画面では、結果に応じた詳細フィードバックをみれます。
- 「受験結果をシェアする」から、スコア表を表示できます。
PROGOS(プロゴス)の試験内容・形式
PROGOSの問題形式を紹介します。
PROGOSのサイトでサンプル問題を確認できます。
Question | 内容 | 解答時間 【準備時間】 | 概要 |
---|---|---|---|
Part 1 | Interview 【インタビュー】 | 設問数 10問 準備時間 なし 回答時間 各20秒 | 一問一答で英語の問いに答える |
Part 2 | Reading aloud 【音読】 | 設問数 8問 準備時間 なし 回答時間 各10秒 | 表示された文章を音読する |
Part 3 | Presentation 【プレゼンテーション】 | 設問数 1問 準備時間 40秒 回答時間 60秒 | 与えられたトピックを説明する |
Part 4 | Presentation with Graphic 【グラフを用いた プレゼンテーション】 | 設問数 1問 準備時間 40秒 回答時間 60秒 | グラフや図について説明する |
Part 5 | Communication Activity 【ロールプレイ】 | 設問数 1問 (4問) 準備時間 40秒 回答時間 各30秒 | 会話のやりとりを行う。 |
Part 1. Interview【インタビュー】 (計10問)
簡単な質問が英語で流れ、20秒で答えます。これを10問繰り返します。
質問は表示されず、回答準備時間もないので、質問を聞き取ってすぐに返答する力が必要になります。
ビジネス寄りの質問が多く、とっさに答えにくいものもありました。
質問をオウム返ししつつ回答すると時間を稼げます。
Part 2. Reading aloud 【音読】 (計8問)
表示された英文を準備時間なしで読み上げます。文章は短いです。
問題文が表示されてから回答開始のビープ音が鳴るまでに多少のタイムラグがあるので、ある程度の先読みは可能。
TOEIC SWでは準備してから長文を音読しますが、PROGOSは準備無しで短い文章を音読します。
Part 3. Presentation 【プレゼンテーション】 (計1問)
表示されたテーマ・内容について、自分の言葉でできるだけ詳しく説明します。
40秒の準備時間ののち、60秒で解答します。
Part 4. Presentation with Graphic 【グラフを用いたプレゼンテーション】 (計1問)
グラフを見て、できるだけたくさん説明します。
40秒の準備時間ののち、60秒で解答します。
グラフの下部分が、スクロールしないと見えないことがあるので注意しましょう。
図やグラフの説明でよく使う表現を知っておくと便利。
Part 5. Communication Activity 【ロールプレイ】
設定が与えられて、40秒の準備時間ののち、質問が流れます(質問内容は表示されないので、聴き取りが必要)。
各質問(4問)に対し、準備時間なしで30秒で解答します。
ビジネスに関連する内容でやりとりをします。
PROGOSのレベル、スコア(点数)の目安・平均は?TOEIC S170点が受けてみた感想・結果
PROGOSのスコア
PROGOSでは、国際基準CEFR(セファール)に準拠した形でスコアが評価されます。
PROGOSでは、B2 Highまでを測定できます。
PROGOSのスコアは、基礎レベルから順に、Pre-A1・A1・A1 High・A2・A2 High・B1・B1 High・B2・B2 High and aboveの9段階です。
日本のビジネスパーソンが英語で業務をする上では、B2がひとつの目標・目安とされています。
ビジネスシーンにおける「CEFR B2」レベルの価値と到達方法について | 株式会社プロゴス (progos.co.jp)
\CEFR-J準拠のスピーキングレベル1以上アップを保証/
受けてみた感想・難易度(TOEIC Speaking&Writingテストとの比較も)
実際に受けてみた感想です。
Part 1とPart 2は回答準備時間がなく、試験全体的にさくさくと進みました。
ある程度具体的なお題が与えられているので、TOEIC Speaking&Writingテストの「意見を述べる問題」のような自由度が高い試験よりは話しやすい印象です。
また、PROGOSは全体的に、ビジネス場面を想定した内容。
TOEIC Speaking&Writingテストには日常生活の内容もありますが、PROGOSはビジネス関連が中心です。
自分の仕事で経験がある内容は話しやすいですが、それ以外の場面はとっさに回答するのが難しく感じました。
一例として、TOEIC SpeakingスコアがS170点(200点満点中, 2022年12月時点)の私が、2023年1月にはじめて受けたPROGOSの結果はB2となりました。
ちなみに2回目に受けた結果はこちら↓
2回ともB2でしたので、再現性がありそうです。
PROGOSのメリット・デメリット
PROGOSを受ける最大のメリットは、自分のスピーキング力を無料でスコア化できることです。
私の経験からも、TOEIC LRテストで高得点をとっても、すぐに英語を話せるようにはなりません。
スピーキングテストを定期的に受けることで、自分のアウトプット力の現在地を確認することができます。
しかし、英語スピーキングテストは費用が高めのものも多い(例:TOEIC Speaking&Writingテストは1回10,450円)。
PROGOSなら、無料で毎週でも受けることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
無料でスピーキング力をスコア化できる 結果がすぐわかる ビジネス英語のトレーニングになる | AI採点なので、スコア評価がどこまで正確かはわからない 知名度がまだ高くないため、実績としてアピールしづらい |
プロゴスはスマホで受けられますが、大きい画面で受けたい場合は、タブレットで受けるのもおすすめです。
タブレットのレンタルサービスもあります。
プロゴスの活用方法
プロゴスは、スピーキング力の指標として活用するのがオススメです。
英会話を習っていても、自分のスピーキング力の伸びは感覚的にしかわからないもの。
テスト形式を活用することで、自分の現在地を確認し、学習に活かすことができます。
受けるだけでもスピーキングに慣れられるし、スコアで伸びを実感できると英会話・勉強のモチベーションになりますね。
PROGOSの対策・勉強法
プロゴスの対策・勉強法を紹介していきます。
せっかく無料なので、まずは1回受けてみるのがおすすめです。
1. スピーキングの基礎トレーニングをする
試験対策だけで、スピーキングテスト高得点をとることはできません。
まずは英語スピーキングの基礎力を鍛えることが必須です。
個人的には、カランメソッドが非常に効果がありました。
カランメソッドは数十年の歴史がある世界的な学習メソッドで、オンライン英会話スクール(QQ English
質問に対してフルセンテンスで回答するトレーニングなので、きっちりとした文章での回答が求められるスピーキングテスト対策にぴったり。
カランメソッドの解説記事で詳しく紹介しています。
現代版カランメソッドDMEメソッド
2. PROGOSを何度も受けて復習する
PROGOSの特徴は、なんといっても無料で受けられること。
せっかくなので、週1回など定期的に受けてみましょう。
ただ受けているだけでは英語力は上達しないので、「あのときうまく言えなかった内容を言うには?」など、復習をして振り返ることをおすすめします。
3. ビジネス英語に特化したオンライン英会話を活用する
PROGOSはビジネス英語のスピーキングテストなので、ビジネス英語に特化したオンライン英会話もおすすめです。
私はBizmates
少し料金が高めですが、講師の質が高く、ビジネスシーンに特化したカリキュラムでおすすめです。
\2023年2月5日まで最大10,000円キャッシュバック/
個人的には、先にカランメソッドのようなトレーニングをしてからビジネス英会話をすると、特に効果を実感しやすいと思います
関正生先生監修のビジネス英会話HanasoBiz
私は関先生ファンで、同じく関先生監修のhanaso
4. PROGOSの本家、レアジョブを活用する
PROGOSの本家、レアジョブ英会話
なお、短期集中で確実にスコアを伸ばしたい方には、レアジョブのオンライン完結成果保証型英会話のスマートメソッドR
- 16週間の短期で、CEFR-Jに準拠したスピーキングレベルの1以上アップを保証
- レベルアップできなかった場合、レベルが上がるまで必要なサポート・レッスンが無償
- ビジネスシーンに特化した内容
- 日本人コンサルタントによるサポート
5. 他の英語スピーキングテストの勉強をしてみる
英語スピーキングテストの対策は、共通している部分も多いので、PROGOS以外の英語スピーキングテキストの勉強も効果的です。
例えば、TOEIC Speaking&Writing公式問題集はこちら。
(タイトルが”ワークブック”となっていますが、公式問題集です)。
よくある質問
無料で受けるにはレアジョブの会員登録が必要?
PROGOSを無料で受けるためには、PROGOSアプリで会員登録(メールアドレス・名前)が必要ですが、レアジョブ英会話
プロゴスはずっと無料で受けられる?
2024年7月時点では、PROGOSのアプリで無料でテストを受けられます。
公式サイトの記載をみると、将来的には有料化を予定しているようです。
まとめ: PROGOSを活用してスピーキング力を鍛えよう!
オンライン英会話でスピーキング練習をしていても、伸びているのかわからない、ということもあると思います。
指標として資格試験を活用することで、モチベーションを保ちやすくなります。
アウトプット力の測定に、PROGOSをぜひ活用してみましょう。
スピーキングの基礎力アップには、カランメソッドやDMEメソッド
英語アニメ&英語ラノベで英語学習する効果・やり方を詳しく解説した書籍『アニメの英語版で勉強!最強英語アニメ学習法』『大好きなラノベで勉強できる! 英語ラノベ学習法』発売中!